About
Swingster(スウィングスター)パドルは、2016年に誕生しました。
私たち自身が30年以上パドリングを楽しんでいる愛好家です。シーカヤッカーであり、カヤックアングラーであると同時に、パドリングインストラクター、ガイドとして多くの時間を水上で過ごしています。
仕事柄、市場に流通しているほとんどのパドルを使用した経験があります。その貴重な経験を活かし、主にシーカヤックとフィッシングカヤックでの使用を想定した、日本人カヤッカーにとって本当に使いやすい=“本当に使いたい”と思えるパドルのデザインをスタートしました。
「私たちのパドル」
日本人カヤッカーのパドルは日本人がデザインする。これが私たちの理念です。
欧米ブランドの服が表示のままでは大きすぎるのとパドルブレードも同じです。体格の違う欧米人デザインのパドルブレードは、日本人にとってオーバーサイズであることが一般的です。また、ブレードサイズだけでなく全長も同様で、長すぎるパドルは不要な疲労を強いられます。
この20数年でカヤック本体は改善が進み、日本デザインの適正サイズ、浮力のカヤックが普及しました。しかし、不思議なことにパドルは一向に変化がありません。その大きな理由は、日本デザインのパドルがほとんど無く、選択肢が欧米ブランドパドルとそのコピーモデルだけだったことです。
私たちはこの点を改善すべく、挑戦を始めました。
私たちはデザイナーでありながら、同時に厳しい目を持ったユーザーでもあります。
私たちはパドルの選択に際し、非常に慎重で、全く妥協をしません。
厳しい気象条件でも、力尽きることなく快適に漕ぎ続けられるよう、スウィングウェイト(漕ぎの負荷)が重すぎる大きなブレード、長すぎるパドルを選択することはありません。しなりすぎて力が伝わらないシャフトや、硬すぎるシャフト、重すぎるパドルなど、私たちの選択基準を満たさないパドルを使わないのはもちろん、販売もしたくありません。
誤ったパドルの選択は、お金を払って自ら危険を購入することにもなりかねない…私たちはそのことを、自らの苦い経験や、多くの事故事例などから学びました。
さぁ、スウィングスターパドルを手に、漕ぎ出してみてください。
皆さんの安全で楽しいパドリングライフのお役に立てると確信しています。
Technology
スウィングスターパドルのカーボンブレードは全て日本人向け。平均的な日本人の体格、パワーにフィットするようデザインし、フォームコア構造を採用しています。
フォームコア構造とは、カーボンクロスの間に浮力のあるフォーム素材をサンドイッチする製法です。
軽量化できるだけでなく、浮力を備えることができ、さらにアンパワーフェイスを滑らかな形状に成形できるため、キャッチ時のスムースさはもちろん、ブレードを水から抜く際の引っ掛かり抵抗が無く、さらにフォームの浮力が作用するため、ブレードが自ら水面上に浮き出てきます。そのため、ブレードを持ち上げる力が不要で、速やかに次のキャッチに動きを繋げることができます。
フォーム材無しで単にカーボンクロスを重ねて成型するソリッドブレードとは別次元の快適な漕ぎ味です。
この製法は世界の幾つかのパドルブランドが、ラインナップ中のハイエンドモデルだけに採用していますが、私たちスウィングスターパドルは、カーボンブレードのラインナップ全てにこのフォームコア構造を採用しています。製造に手間がかかるため高価になるという難点がありますが、スウィングスターパドルは海外ブランドの製品に比べ、圧倒的にお求めやすい価格を実現しています。
スウィングスターパドルは、シャフトの主要素材にカーボンを採用しています。
カーボンは軽量で、適度なしなりと強力な復元性、反発力に優れた特性があり、必要な要素の全てを兼ね揃えているからです。
ただカーボンクロスには平織と綾織りがあり、交差が少ない綾織は均一に編まれた平織よりも強度に劣るため、スウィングスターパドルでは平織カーボンクロスを使用しています。
また、多くのパドルブランドが採用しているファイバーグラス製シャフトは、軽量化するとしなりが大きすぎ、復元力の弱さによってパドリングレスポンスが悪すぎて使い物にならず、しなりを抑えるために多重積層すると許容範囲をはるかに超える重量になり、結局満足できるものにはなりませんでした。
その結果、私たちはファイバーグラスだけのシャフトは採用を見送り、一部モデルだけにファイバーグラスとカーボンのハイブリッド構造を採用しました。
世間ではファイバーグラスのしなりが体に優しいという意見があることも承知していますが、知らないと辛いのであれば、それは単にブレードのキャッチトルクが強すぎる(ブレードが大きすぎる)ということだと私たちは考えています。
スウィングスターパドルのブレードは適正なキャッチトルクに設定されているためその心配はなく、カーボンシャフトとの組み合わせでレスポンスの良い快適な漕ぎ味を楽しんでいただけます。
私たちのカーボンシャフトには、ストレートタイプとベントタイプの2種類があり、みなさんのお好みで選択していただけます。それぞれの特徴は以下のようになります。
●「ストレートシャフト」
長所:ベントシャフトよりもやや軽量。グリップ位置の自由度が高い。押し手側が漕ぎやすい。
短所:引手側の手首に角度が必要(キャッチする側の全ての指がシャフトにかからない)。
●「ベントシャフト」
長所:引き手側の手首の角度が真っ直ぐになるため負担が少ない。キャッチの負荷を支えやすいため、同じブレードでもスウィングウェイトが軽く感じられる。
短所:ストレートシャフトよりも重量がある。グリップ位置が限定される。押し手側が漕ぎにくい。
また、アルミニウムアロイシャフトモデルを除く全てのジョイントにはロック式アジャスタブルシステムを採用しています。これは長さと角度が調整できて便利、というだけではありません。従来のピンジョイント方式は、摩耗による不快なガタつきに悩まされてきましたが、このレバーロック式なら摩耗とは無縁。長年の使用にも変らない使い心地を実現しています。
ブレードが同じであれば、長いパドルはストロークが長くなるため、力を加えている時間が長くなります。長いパドルはピッチを上げることが難しいため、素早い加速にはよりキャッチトルクの小さなブレードか、相応の筋力、体力が必要です。
一方で、短いパドルは力を加えている時間が短くなるため、体への負荷が少なくて済みます。筋力、体力に自信のない方にも適しています。速度が必要な場合はパドリングのピッチを上げることで容易に加速することができます。また、パドル全長は、ブレード長+シャフト長なので、短いブレードは全長を抑えることができます。
Carbon Blade Model
2022年に新しくなったエンペラー。従来のエンペラーと外寸は同じですが、パワーフェイスにダブルコンケイブに近いダイヒドラルを採用しました。
ストロークラインに合わせたブレードカーブで、キャッチが容易、水をよく噛みながらストロークはスムースな高効率デザインです。
多くの海外ブランドブレードよりは小ぶりですが、スウィングスターパドルのラインナップでは最も大きなブレードです。
さらに特筆すべきは操作性の高さ。ブレードのカーブを極力抑え、フォームコアブレードとしては驚異的なラダー系操作のキレを持たせることに成功しました。
【Spec】
材質:ブレード/カーボンフォームコア、シャフト/カーボン
ブレードサイズ:45㎝×17㎝
ブレード面積:約595㎠
重量:約800g(ストレートシャフト)、約820g(ベントシャフト)
長さ:ストレート:215㎝~225㎝
ベント:215㎝~218㎝
角度:フリー
ジョイント:レバーロック式アジャスタブルジョイント
価格:ストレートシャフト税別33,000円(税込36,300円)、ベントシャフト税別38,000円(税込み41,800円)
*重量は多少の誤差があります。
スウィングスターパドルのラインナップ中、最も小振りなこのブレードは、辛いはずの逆風の中でもより快適にパドリングを楽しめるようデザインしました。
スウィングウェイトは軽く、同時に水を捉えやすく、さらにフラッターフリーの滑らかな漕ぎ心地を実現。
どこまでも漕ぎたくなる、漕ぐのが楽しいブレードです。
国内のプロインストラクター、ガイドの使用率も高い、人気モデル。
ブレードの全長を抑えたデザインのため、パドル全長は従来のパドルよりも短めがおススメ。
ビギナーからベテランまで、スキルレベルを問わず快適なツーリングが楽しめます。
ブレードサイズ:43㎝×16.8㎝
ブレード面積:約560㎠
重量:約770g(ストレートシャフト)、約780g(ベントシャフト)
長さ:ストレート:210cm~220cm、215㎝~225㎝
ベント:210cm~213㎝、215㎝~218㎝
カーブを抑え、緩やかなダイヒドラルのヨーロッパ系デザインのブレードですが、ややナロウ形状で適正なキャッチトルクに設定しています。
エンペラーとスーパーソニックの中間のキャッチトルクです。
ストロークラインに合わせたブレードカーブでキャッチやストロークが容易なだけでなく、ストロークを止めた時の水離れが良く、フィニッシュも楽々。ラダー、スライス系の滑らかさも特筆ものです。
ブレードサイズ:46㎝×16㎝
ブレード面積:約575㎠
長さ:ストレート:215cm~225cm
人気のカジノの軽量版。
ブレード形状はカジノと同じなので、特性はカジノと同じです。
全長220㎝~もラインナップに加わりました。
また、ベントシャフトモデルの長さ調節幅を増し、対応力がアップしています。
重量:約780g(ストレートシャフト)、約790g(ベントシャフト)
長さ:ストレート:215㎝~225㎝、220㎝~230㎝
ベント:215㎝~223㎝、220㎝~228㎝
価格:ストレートシャフト税別35,000円(税込38,500円)、ベントシャフト税別40,000円(税込み44,000円)
50%カーボンのロウ・プライスバージョンブレード形状はカジノと同じです。
やや重量は増していますが、漕ぎ味はほぼほぼカジノ。
グロスフィニッシュで見た目もイケてます。
全長220㎝~もラインナップ。
ベントシャフトモデルの長さ調節幅も増しています。
重量:約830g(ストレートシャフト)、約840g(ベントシャフト)
価格:ストレートシャフト税別25,000円(税込27,500円)、ベントシャフト税別29,000円(税込み31,000円)
Polymer Blade Model
ソニックはカーボン補強されたPPブレードで、このグレードのパドルとしては非常に軽量です。
ブレードはスーパーソニック系の短くて幅のある形状。
しっかりしたキャッチトルクで、パドリングが初めての方にも水をキャッチしやすいブレードです。
シャフトはカジノエリートと同じカーボンシャフトで、価格に比して非常に経量です。
材質:ブレード/カーボンレインフォースPP、シャフト/カーボン
ブレードサイズ:42㎝×17.5㎝
ブレード面積:約630㎠
重量:約870g(ストレートシャフト)、約880g(ベントシャフト)
価格:ストレートシャフト税別17,000円(税込18,700円)、ベントシャフト税別20,000円(税込み22,000円)
*アルミニウムアロイシャフト&ピンジョイントの「ソニック・ベーシック」もラインナップ(重量:約940g 価格:税別7,000円(税込み7,700円)
SUP Paddle
スウィングスターSUPパドルのニューモデル「ビグスビー」
横須賀の「コアアウトフィッターズ」代表で、海上保安庁SUPアドバイザー、一社日本セーフティパドリング協会(JSPA)代表理事も務める日本のSUP界のレジェンド山口浩也氏のデザインによって誕生しました。
小ぶりなブレードながら、パワーフェイスのダブルコンケイブデザインによって、程よいキャッチトルクが得られます。
フォームコアブレードなので抜けもスムース、ツーリングでもサーフィンでも快適にパドリングできます。
ジョイント部の構造はアジャスタブルモデルの弱点だった、「シャフトが回ってしまう」現象を、アンチツイストシャフト&アジャスタブルパーツで解消しました。
材質:ブレード/カーボンフォームコア、シャフト&グリップ(一体型)/カーボン
ブレード幅:18.5㎝
重量:約690g
長さ:160㎝~200㎝
アンチツイストシャフト&アジャスタブルパーツ
価格:ストレートシャフト税別28,000円(税込30,800円)
頑丈なブレードを持つこのビグスビー”N”は、エントリーモデルとして最適です。
エントリーモデルであるにもかかわらず、シャフトにカーボン/グラスを採用したことで、軽量性としなりすぎない適度な反発力を備えています。
しかも上位モデルのビグスビー同様の、グリップ一体構造のアンチツイストシャフト&ア
ジャスタブルを搭載。 パドリング中にシャフトが回ってしまうストレスから解放されます。
サクサクとした端切れの良い漕ぎ味で、海、川を問わず楽しんでいただけます。
材質:ブレード/ファイバーレインフォースナイロン、シャフト&グリップ(一体型)/カーボン&ファイバーグラス
ブレード幅:18㎝
重量:約790g
価格:ストレートシャフト税別13,000円(税込14,300円)
DEALERS
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ブルーホリック
リバーランズ
北三陸OUTDOOR
なかのカヤックス
アースクエスト
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